2009年01月25日

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー

ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー(』(Die Meistersinger von Nürnberg)」前奏曲です。指揮者は、同じくドイツの指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラ(1886年1月25日-1954)です。実は今日,生誕123年なのです。みずがめ座ですね。


ヴィルヘルム・フルトヴェングラは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督もつとめました。カラヤンの先輩に当たります。ナチス・ヒトラーとことごとく対立してきたのですが、戦後、自分の意思とは裏腹に戦時中ナチへの協力を疑われましたが無罪となりました。映像は1942年まさにナチスドイツの時代です。オーケストラ背後にあるハーケンクロイツ(鉤十字)が印象的です。皮肉にもナチスの面々は,数年後ここニュルンベルクで裁かれました。

物語自体は、ドイツの南部バイエルン州にある城壁都市「ニュルンベルク」に住む「マイスター(職人)」「ジンガー(歌手)」である主人公のほろ苦い恋のお話しです。実は主人公ザックスは歌職人でもあり靴職人でもあるのです。恋敵たちとの歌合戦になるのですが・・・いろいろなマイスター(職人)があるのですがジンガー(歌手)も職人だったのですね。ワーグナーの歌劇の中でも唯一の喜劇です。

ちなみにこの曲も、TVCMで使われています。最もよく聴くのが某ハムメーカーのソーセージのTVCMでしょうか。(最近水質問題でCMを控えているようですが)現地ではソーセージのことを一般的に「○○地方産のソーセージ」と呼びます。日本では,発祥や製法に関係なく,勝手に名称(地名)をつけているのです。「日本農林規格」によると以下のとおり,ケーシングの種類と径の太さでソーセージの種類が定義されています。

・ウインナーソーセージ:羊腸,または,製品の径の太さが20mm未満 
・フランクフルトソーセージ:豚腸,または,製品の径の太さが20mm以上36mm未満 
・ボロニアソーセージ:牛腸,または,製品の径の太さが36mm以上

いずれも原料や製造方法は同じです。 ウィーンのマーケットでは,日本でいうところの「ウインナー」サイズのソーセージが「フランクフルトソーセージ」と表示して売っていました。
posted by とある音楽家 at 07:53| Comment(6) | 演奏家たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
直感ですが
クーベリックの左手とフルトヴェングラーの左手の手さばきが良く似てると思うのですが
Posted by よし at 2009年01月25日 16:51
ワーグナーの名曲からソーセージまでの解説をありがとうございました。思わず笑ってしまいました。冷蔵庫のソーセージを確認してみました。
おかしなもので、某IハムのCMが待ち遠しくなってきました。
歴史と言うのは回りまわるものなのですね。そして音楽も一緒に
Posted by 春恋 at 2009年01月26日 07:18
フルトヴェングラーは伝説と言っても過言ではないすばらしい音楽家です。

おそらく死後これだけの年月がたっても一流演奏家たちに影響を与え続ける人は彼以外いないのではないでしょうか・・・

録音という形ですが、彼の残した演奏を聴ける我々は幸せですね。
Posted by トアルオンガクカ at 2009年01月26日 12:37
この曲もオペラの前奏曲でしたか。
物語のあらすじとは違ってスケールが壮大ですね。
Posted by jupiter at 2009年01月26日 14:49
魚肉ソーセージは、日本産だからジャパニーズ・ソーセージとでも呼んでいるのだろうか。
タコさんウィンナーのカテゴリはどうなるのだろう。

よしさんへ
クーベリックはフルトヴェングラーを見て感銘して指揮者になろうと志したのだし,フルトヴェングラーの後継者とも言われているのだから似ていないこともないが
Posted by ひろべ at 2009年01月26日 15:47
そうですね、似てなくもない気がしますが・・・

ただこのレヴェルになると身振りはほとんど問題でなく、その音楽がすごいですね!
Posted by トアルオンガクカ at 2009年01月27日 11:34
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