2009年03月11日

ドン・カルロ

なぜかヴェルディ(1813-1901)作のオペラの初演は3月に多いようです。

初演は1867年3月11日パリ・オペラ座でした。

「ドン・カルロ(Don Carlo)」は、16世紀スペインの宗教対立の激化による抗争の中での史実を元にして作られています。スペインの王子ドン・カルロにはエリザベッタというともに将来を誓い合った婚約者がいました。しかし運命のいたずらか、エリザベッタは、国王である父と結婚してしまいます。やがてドン・カルロは、フランスのフランドル地方を中心に広まった新教に傾注していき、旧教徒の父と対立していきます。父はドン・カルロを幽閉するばかりか新教徒たちの弾圧をはじめます。「ドン・カルロ」は獄死してしまうという悲しい物語です。 この作品はもともとフランス語5幕版でしたが、その後ヴェルディ自身でイタリア語4幕版に改訂されたり、後世、多くの人たちによって改訂を繰り返されています。現在でもフランス語5幕版、イタリア語4幕版とも上演されています。

悲劇の主人公「ドン・カルロ」を演じる歌手は、テノール歌手の醍醐味でもあります。三大テノールといわれたパヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスそれぞれのドン・カルロをどうぞ

ルチアーノ・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti,1935-2007)

プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo,1941-)


ホセ・カレーラス(Jose Carreras,1946-)



いずれも、オペラ「「ドン・カルロ」第二幕第一場より「ああ、われわれの魂に、ともに行きともに死のう(Dio che nell'alma)」オペラ「「ドン・カルロ」で一番有名な曲です。ドン・カルロの親友であるロドリーゴ(バリトン⇒テノールよりも低い声)が慰めに来ている場面での二重唱です。
posted by とある音楽家 at 09:44| Comment(1) | よもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同じ曲で三大テノールの聴き比べですか。面白いですね。どの方も個性的でうっとりします。
Posted by 春恋 at 2009年03月11日 14:12
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